小倉駅 (京都府) (Ogura Station)
小倉駅(おぐらえき)は、京都府宇治市小倉町神楽田にある、近畿日本鉄道近鉄京都線の鉄道駅。
近くに西日本旅客鉄道奈良線のJR小倉駅がある。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。
ホーム有効長は6両。
互いのホームを結ぶ跨線橋も地下道も無いため、両ホームとも改札口が別々に存在する。
便所は両ホームの改札内にあり、いずれも男女別の汲み取り式便所となっている。
かつては優等列車用の通過線を抱えた構造となっており、現在のホームの一部は以前の待避線の上に作られている。
この待避線は、1980年代半ばに隣接する向島駅の待避線が使用を開始したのに合わせて廃止された。
なお自動改札機は東芝製が設置されている。
赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
利用状況
2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は18,542人。
近鉄の全調査対象駅(323駅、但し調査当時の数)中、38位。
京都線の駅(26駅、大和西大寺駅含む)の中では、7位。
同線の急行通過駅では最多。
京都府内の近鉄の駅(23駅)の中では、5位。
駅周辺
小倉郵便局
平和堂
近商ストア
任天堂 宇治小倉工場
京都府立西宇治高等学校
バス
どちらも京阪宇治バス。
小倉駅前
駅西北の京都銀行小倉支店前交差点西にある。
310号系統:大久保駅 (京都府)行/(宇治駅 (JR西日本)経由)宇治市役所・宇治市文化センター行
近鉄小倉
駅東の府道上にある。
35号・35B号系統:近鉄大久保行/宇治車庫(35号)・京都府立莵道高等学校前(35B号)
歴史
1928年(昭和3年)11月3日 奈良電気鉄道桃山御陵前駅~西大寺(現・大和西大寺駅)間開通時に開業。
1962年(昭和37年)12月 上下待避線設置(のち廃止)。
1963年(昭和38年)10月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。
なお奈良電気鉄道では、ここから分岐して大阪環状線玉造駅付近に至る、第4の京阪都市間路線を計画していた。
隣の駅
近畿日本鉄道
京都線
■急行
通過
■準急・■普通
向島駅 - 小倉駅 - 伊勢田駅